花粉症の目のかゆみにおすすめ市販薬は?コンタクトの場合や目の洗い方は?
2016/01/09
花粉症で辛い症状の一つに「目のかゆみ」がありますよね。目がかゆくて我慢できずにごしごしこすってしまうと、目が傷つく恐れがあります。
そこで今回は、花粉症の目のかゆみにおすすめの市販の目薬や効果的な使い方などについてご紹介していきます。
花粉症の目のかゆみにおすすめの市販目薬は?
花粉症は、ある季節になると飛散する花粉が原因となって引き起こされるアレルギーのことです。症状一つである「目のかゆみ」は季節性アレルギー性結膜炎が原因です。
季節性アレルギー性結膜炎は、毎年同じ季節に症状が現れるのが特徴で、アレルゲンはスギなどの花粉です。
花粉症で病院に行くと、目のかゆみといった症状には抗アレルギーの点眼薬が処方されます。症状に合わせた処方をされるので、処方薬の方が効果が高いと言われていますが、病院に行く時間がないという場合は市販薬で対処していきましょう。
とはいっても、市販の目薬は種類がたくさんあって、どれがいいのかわかりませんよね。花粉症に効果がありそうな目薬だけでも何種類もあるので、迷ってしまいます。
そんなときは、薬局に常駐している薬剤師や登録販売者に相談して、自分の症状にあったものを選ぶようにしましょうね。
目のかゆみには、爽快感があるタイプのものはいかがでしょうか?かゆみがある目に一滴目薬をさすだけで、なんとなくすーっとしてかゆみも治まるような気がしてみますよね。冷たい感じが苦手な場合は、ノンクールのタイプの目薬もあります。目にしみにくいタイプや一回使い切りなど、市販の目薬は選択肢が豊富ですので、一度専門家にご自分の症状や好みの目薬のタイプなどを相談して、聞いてみるのがいいでしょう。
アイリスAGガード、ザジテンAL点眼薬、ロート アルガードなどが評判がいいようです。
市販薬は実際に使ってみて使い心地が自分に合うか合わないかを判断してみるのがいいでしょう。
コンタクトの場合はどうする?
目がかゆくて仕方ないと、思いっきり掻いてしまいたい気持ちになりますが、目を掻いてしまうと余計にかゆみが強くなるばかりでなく、目に小さな傷がついてしまいます。コンタクトをしてる場合は、どうしたらいいのでしょうか?
市販の目薬のなかには、コンタクトをしたまま点眼できるタイプの目薬がありますので、そちらを選ぶのがいいです。
こちらの目薬はコンタクトをしたまま点眼可能な目薬です。(ただしカラーコンタクトは除く)
ですが、コンタクトレンズを外して点眼、10分前後の時間をおいてまたコンタクトレンズを装着するという流れの方が、目やコンタクトレンズにとってはいいのだそうです。
ハードレンズは問題ないのですが、ソフトレンズの場合は、目薬の成分がレンズに吸収されてしまう可能性があります。使い捨てのコンタクトレンズの場合はそれほど気にしなくてもいいのですが、通常のコンタクトレンズの場合はレンズの寿命を縮めてしまうことになるかもしれません。
コンタクトレンズをしたまま点眼できるのは便利ですが、やはり基本はコンタクトレンズは外す方がいいでしょう。
花粉症で目のかゆみがあまりにひどい場合は、コンタクトレンズは一旦止めて、メガネにする方がおすすめです。ソフトコンタクトレンズについた花粉は洗浄液で洗ってもほとんどとれないので、いつまでもかゆみが治まらないことになります。
花粉用のメガネを度付きに変更することもできるので、メガネをぜひ検討してみてはいかがでしょうか?最近の花粉対策用メガネはおしゃれになってきているので、あまり違和感なく付けることができますよ。
花粉症対策用ゴーグルのおすすめや選び方などはこちらを参考にしてみてくださいね。
>>>花粉症のゴーグルの効果やおしゃれ度付きのものは?選ぶポイントは?
目を洗う方法は?
目を洗うときに、水道水を使うのは塩素の刺激があるのでNGです。
また、市販の洗眼液は防腐剤が入っているので、目に負担がかかります。目の周囲についている花粉も洗浄液の中に浮遊して目の中に入ってしまいますし、洗浄液が必要以上に涙を洗い流してしまうことを考えるとあまりお勧めできない方法と言えます。
おすすめの目の洗い方は、人工涙液で花粉を洗い流す方法です。涙の成分を守りつつ、花粉を洗い流せる人工涙液がおすすめです。
一回使いきりのタイプが防腐剤が入っていなくて安心です。薬局では人工涙液タイプの目薬が売られていますので、チェックしてみてください。
![]() 【第3類医薬品】アイリスCL−1ネオ 30本 |
まとめ
いかがでしたか?
花粉シーズンは、十分な睡眠を取って疲労を貯めないことやバランスの取れた食生活を心がけましょう。鼻づまりや目のかゆみで眠りが浅くなる日もあるかと思いますが、自律神経のバランスが崩れると、アレルギー症状がより出やすくなります。
目のかゆみには、花粉対策用メガネなどを使って花粉を取りこなまい生活をすることが大切です。