年賀状の交換手数料書き損じや未使用、服喪の場合は?寄付できる団体は?
2016/01/13
書き損じの年賀状や、これまでに余分に買って手元に残っている年賀状はありませんか?書き損じや未使用の年賀状はそのまま捨ててしまってはもったいないですよ!余った年賀状は懸賞に使うのもいいけれど、なかなかそんな時間も取れない方も多いのでは?
年賀状を新しいものに交換してもらう方法や手数料、寄付する方法をご紹介します。
目次
書き損じの年賀状は交換できる?手数料は?
手書きで宛名を書くのは丁寧でいいですが、書き間違えることって意外と多いですよね。
修正したはがきというのは非常に失礼にあたります。たった一文字なんだけど、という気持ちもわからなくもないですが、親しき仲にも礼儀あり。新しいものに書き直しましょうね。
書き損じた年賀状は、郵便局か郵便事業会社の支店に行くと、1枚5円の手数料で交換してくれます。
・郵便はがき
・郵便書留
・特定封筒
と交換が可能です。
年賀状の販売期間内であれば、
との交換も可能です。
平成28年用年賀状の販売期間は2015年10月29日(木)~2016年1月8日(金)です。
年賀状以外に交換希望の場合は、交換の期限は特に決まっていません。
未使用や服喪で不要になった年賀状を交換できる?手数料は?
未使用の年賀状の場合
過去の年賀はがきを当年の年賀はがきに交換することはできません!「当年の年賀はがきは抽選発表前だから」というのが理由だそうです。
ですが、未使用の過去の年賀はがきは、
・郵便はがき
・郵便書留
・特定封筒
と交換が可能です。
手数料は、1枚5円です。手数料は交換品との差し引きはできません。現金で支払うか、切手などで支払うことも可能です。
切手に交換してもらってから、金券ショップで買取をしてもらうと、そのお金で今年の年賀状を購入することもできますね!手間がかかるのを惜しまなければおすすめの方法です。金券ショップでの買取価格は、切手の額面のだいたい6割~8割程度なので少し損をしてしまいますが、捨ててしまうことを考えると非常にお得です。※ショップによっては扱いがない場合もあるので、事前に確認してくださいね。
誤購入で他のデザインに変更する場合は無料で交換できます。ただし、写真用のパックを開封した場合や年賀状に何か書いた場合は有料交換となります。無料で交換できる期間は年賀状販売期間内のみなので、忘れないようにしてくださいね。
服喪で不要になった年賀状の場合
近親者の不幸による服喪のため不要になった年賀はがきは、無料で交換できます。
交換は簡易郵便局を除く全ての郵便局で受け付けています。服喪であることを郵便局の窓口で申し出て、窓口に備付けの請求書に、請求される人の住所、氏名及び亡くなられた方との続柄等を記入するだけです。
・郵便はがき
・郵便書簡
・特定封筒
と交換が可能です。交換してもらったはがきで弔事用はがきを出すこともできますよね。
無料で交換できる期間は年賀状販売期間内のみなので、忘れないようにしてくださいね。
書き損じや未使用の年賀状を寄付ができる!
不要になった未使用切手やはがき、書き損じたはがきなど、福祉団体では寄付を受け付けています。
集めたはがきは、切手シートに交換後、専門業者が現金化してくれるのです。
私たちが不要になったものが、活動資金の一部を担うことになるのです。
一部をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
バングラディッシュの働く少女達への支援活動を行います。
■チャイルド・ファン・ジャパン
ネパールやフィリピンなどの発展途上国の子供達を支援する活動です。こちらは未使用のハガキ、切手のみを扱っています。
■公益財団法人東日本盲導犬協会
盲導犬を育成するための団体です。
書き損じのハガキ以外にも、コピー用紙や洗剤などの消耗品、バザー用品など、不要になったものの寄付を募っています
■ユネスコ
世界中の子供達の教育活動、地域の整備活動などを支援する、よく知られた団体ですね。日本でも、復興事業活動を行っています。はがきも資金の一部として使用されます。
親を病気や事故などで亡くした子供達の進学を支援する「あしなが育英会」です。日本だけでなく、外国の遺児家庭との交流なども行っています。
まとめ
ラインやメールで新年の挨拶を済ませてしまう機会も多くなってきましたが、やはり昔からの習慣である年賀状は大切にしたい文化ですよね。
1月1日に届く年賀状はとても特別な感じがします。普段は手紙を書かないという場合でも、親戚や友達に年賀状で近況報告をしてみてはいかがでしょうか?
きっと喜ばれますよ!