正月太り解消!むくみにはカリウム?マッサージや運動は効果あり?
2015/10/26
年末年始は、クリスマスに忘年会に新年会、
何かと外食やお酒を飲む機会が増えますよね。
楽しいイベントが終わってしまって、
年明けの出勤前日に
「やばい、太ったかも・・・」
と焦る方も多いのではないでしょうか。
そんな正月太りの原因から解消方法まで
ご紹介します。
正月太りの原因は?
まず、正月太りと普通の肥満とは違います。
通常の肥満の原因は、
摂取するカロリーが消費量よりも多くなって、
体に脂肪がついていくことです。
それに対して、年末年始の数週間で
急におなか周りや太ももが太ったように感じる
正月太りには別の原因があるのです。
忘年会、新年会のお店では、お酒に合う味の濃い
食事が選ばれることが多いでしょう。
また、お正月料理は、おせちやお雑煮、煮物、練り物など、
通常の食事よりも塩分が多い料理が多いので、
塩分摂取が過剰になりがちです。
↓
喉が渇いて水分を多く摂取する
↓
「むくみ」が起きやすい
まさに、これが正月太りの正体なのです。
そして、さらに冷たい飲み物も正月太りを加速させます。
冷たい飲み物(お酒)を飲み過ぎると、
肝臓や腎臓に負担がかかります。
その結果、代謝が落ちて老廃物や水分が体に溜まって
「むくみ」につながります。
そして、運動不足もむくみの原因となります。
運動不足で血流やリンパの流れが悪くなり、
体の水分が滞ります。
正月太り解消に大切なことは、
むくみを取る食事や生活をすること!
短期間で増えた体重は、対策をしっかりすると
早く落ちます。
年末年始で増えてしまった分は、体に定着する前に
積極的に落としていきましょう。
むくみ解消にはカリウム!
まずは、むくみを解消する食べ物から見ていきましょう。
塩分の排出を促す作用があるのは「カリウム」です。
体内の血液に含まれる塩分を、尿と一緒に体外へ
排泄してくれる、ありがたい栄養素です。
むくみの解消には、カリウムを多く含む食品を多く
摂取することが効果的です。
注意点ですが、カリウムは「水溶性」なので、
茹でたり炒めたりすると流れ出てしまいます。
スープやスムージーなどで、丸ごと摂取するのが
おすすめです。
料理をする時間がない場合は、市販の食塩不使用の
野菜ジュースでも効果がありますので、
積極的に摂取してきましょう。
枝豆 50g 350mg
納豆 1パック 330mg
春菊 50g 300mg
サトイモ 1個 300mg
じゃがいも 1個 230mg
アボガド 1個 1000mg
干し柿 1個 580mg
くり 100g 460mg
キウイフルーツ 1個 320mg
バナナ 1本 390mg
メロン 100g 340mg
ブロッコリー 50g 250mg
すいか 100g 120mg
カリウムは身近な野菜や果物に多く含まれているので、
手軽に食事で摂取することができる栄養素です。
毎日の献立を工夫して、カリウムを上手に摂取して
いきたいですね。
マッサージや運動は効果あり?
マッサージでもむくみを取っていきましょう。
特にむくみがちな足を中心にマッサージをするのが
おすすめです。
事前に入浴するかフットバスで足を温めておきます。
そして、マッサージの前に水を一杯飲みます。
すると、老廃物が流れやすくなります。
実際のマッサージの方法は動画でどうぞ。
適度に体を動かすこともむくみには効果的です。
主婦の方ですと、いつもより家事を一生懸命に
やるだけでもかなり違います。
家も綺麗になって、運動不足も解消されて
一石二鳥ですよ。
参考までに、自宅でもオフィスでも簡単にできる
足の運動をご紹介します。
・かかとの上げ下げ
・ひざを伸ばしてつま先の上げ下げとストレッチ
・足の指をグー、パーする
・足首をぐるぐる回す
まとめ
むくみが原因の正月太りは、生活に少し気を付けるだけで、
効果が見えやすいのが嬉しいですね。
マッサージも運動も、無理せずに続けていきたいです。