七夕の笹を購入できる場所はどこ?竹との違いは?
七夕に欠かせないのが、願い事を書く短冊と笹ですよね。七夕のたくさんの願い事を乗せてくれる笹ですが、意外と入手方法はわからないことが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、七夕の笹の入手場所や竹との違いなどについてご紹介いたします。
七夕の笹を購入できる場所はどこ?
七夕に向けて笹を購入する場合、どこで購入すればよいかなかなか分からないですよね。
少し意外ではありますが、笹は花屋さんで取り扱われることがあります。
また、6月の下旬ごろからホームセンターで入荷されることが多いです。
ただ常に取り扱っている保証はないので、入荷があるかを事前に確認、予約しておいた方がよいでしょう。
笹は水揚げが難しく傷みやすいこともあり、場合によっては直売や予約でのみ取り扱っていることもあります。入荷がある場合でも、七夕の時期の笹は特に人気が高いので、早めに売り切れてしまう可能性もあります。
購入後は、笹は水分が抜けやすいので、全体を水で濡らしたり、水を張ったバケツに根元を浸けるなどとにかく水分を与えると良いでしょう。それでも1日も経つと葉などが、劣化してきてしまうことがあります。できるだけ新鮮なものを購入しましょう。
短冊や七夕飾りを軒先に飾る時期ですが、昔の方法では軒先に出すのは6日の夕方とされていました。そして翌日7日の夜には取り外していましたが、最近では7月7日の当日に笹を飾ることが多いですよね。
しきたりにこだわらなければ、七夕当日より前から飾っておくのもいいでしょう。長く飾っている場合、笹が枯れてカサカサになってしまいますので、葉や枝でけがをしないよう注意しましょうね。
また、最近では造花の笹であればネット通販でも取り扱いがあります。かなりリアルにできていますので、一見しただけでは造花とはわからないようなものもありますので、生の笹にこだわらないのであれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
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サイズが大きいものだと持ち帰るときにかさばってしまうので、ネット通販を利用するのもいいでしょう。造花なので、枯れることなくまた翌年も使えるのが嬉しいですね。
七夕の笹と竹の違いは?
七夕に飾る笹ですが、竹とよく似ていて、違いを見極めるのは難しいですよね。
笹は、単子葉植物イネ科タケ亜科(タケ科とすることもある)に属する植物です。竹も同じ分類に存在するので素人には見極めは困難です。
それどころか、分類学上でも未だに定説されていないものが多くあります。そのため、日常で使う分には明確な区別はしないで用いることがあります。
笹はその茎を包む鞘が剥がれず、枯れるまで残るという違いがあります。
七夕で使う場合どちらも成長途中で鞘に包まれたままなことが多いです。また一般的に、笹は竹より小さいと言われますが、一部にはその大きさが逆転するものもあるので、一概に笹の方が竹より小さいとも言えません。
七夕では、笹と竹を特に区別せず、大きさが好みな使って問題ないでしょう。手に入れやすい方を使うのが一番ですね。
まとめ
日本人として昔から大切にされてきた行事は子どもたちに伝えていきたいものです。家族全員の健康と幸せの願いを短冊にこめて、七夕の日を過ごしましょう。