梅雨や夏場にお弁当を腐らせない方法!食中毒対策や詰め方はこれ!
2016/04/25
ご主人やお子さんのために作っているお弁当。梅雨時や夏の暑い時期は特に傷みやすいので、いつも以上に衛生面に気を付ける必要が出てきます。
お弁当が腐りやすい、気温が上がってくる6月から9月ごろの間にも、食中毒を防いで美味しく安心してお弁当を食べるための工夫などについてご紹介していきます。
目次
梅雨時や夏場のお弁当が腐る理由とは?
お弁当を開けたときになんとなく異臭がしたり、ぬめりが出たりしたら、お弁当に入っている食材が腐っている可能性があります。
湿度や温度が高い時期に起こりがちなこの現象。お弁当が腐る理由は、調理の際に食材やお弁当箱についた細菌が繁殖してしまったためです。
お弁当の痛みの原因となる細菌が繁殖しやすい温度は、「37度前後」とされています。お弁当は作ってから食べるまでに時間があるため、温度や湿度が高い状態に置かれていると、どんどん細菌が繁殖してしまいます。
※細菌自体は、10度~60度くらいの間の温度でも少しずつでも増えます
細菌が繁殖しやすい温度で、2~3時間程度放置すると、食中毒を起こすほど細菌の数が増殖していまいます。
細菌が増殖した食材を口にすることで、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの食中毒の症状が起こります。体力のないお子さんやお年寄りの場合、重症化する可能性もありますので、梅雨時や夏場のお弁当作りには細心の注意を払う必要があると言えます。
食中毒を起こさないお弁当作りの方法は、次の章をぜひ参考にしてみてください。
梅雨時や夏場のお弁当 食中毒対策で気を付けることは?
菌をつけない
調理前にはしっかりと手を洗いましょう。調理の前に時計や指輪は外して、隅々まで洗い残しのないようにします。
調理道具やお弁当箱もよく洗い、清潔なペーパータオルなどで拭いてよく乾かすことが大切です。外せるパッキンなども分解して洗うようにしましょう。一週間に一度は塩素系の漂白剤につけておくと安心です。
梅干や酢を活用する
自然の防腐剤とされる梅干しを入れたり、お酢でお弁当箱を拭くことで、細菌が増えるのを防ぐ効果が期待できます。
肉や魚は中まで加熱する
細菌がつきやすい肉や魚ですが、十分に加熱することで細菌やウイルスのほとんどが死滅します。肉や魚以外では、卵料理や前日に作ったおかずもしっかりと加熱しましょう。
お弁当をかわいく彩ってくれるハムやかまぼこも傷みやすい食材なので、必ず加熱するようにしましょう。
おかずや野菜の水気をよく切る
汁気の多いおかずや野菜についた水分は、お弁当が傷む原因となります。煮物などの汁気はしっかりと切るか片栗粉で閉じると良いでしょう。
野菜の水気は清潔なキッチンペーパーでふき取りましょう。生野菜はできるだけ避け、野菜は素揚げなどにすると良いでしょう。
加熱後に手で触れない
加熱調理後に食材を素手で触ると手についている細菌がついてしまいます。お弁当箱に詰める時は必ず清潔な菜箸を使いましょう。
保冷機能付きのお弁当箱を使う
保冷機能付きのジェルクールというお弁当箱は、一晩蓋を凍らせてお弁当を詰めた後に凍った蓋をするだけなので、とても簡単です。環境にもよりますが、保冷時間は「外気温30度で3時間、外気温25度で4時間」とされていますので、とても安心です。保冷剤をお弁当箱につけておくのも効果的です。
保冷材代わりに凍らせた一口ゼリーを入れるのもいいでしょう。
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風通しのいい場所にお弁当を置く
熱がこもりがちなかばんに入れっぱなしにしておくと、細菌が繁殖しやすい環境を保つことになってしまいます。冷蔵庫があれば活用するようにするのがベストですが、ない場合はできるだけ風通しのいい場所に置くようにしましょう。
梅雨時や夏場のお弁当の詰め方はこうする!
ご飯をしっかり冷ます
ご飯が温かいうちに詰めると、蒸気で水滴がついたりして細菌が繁殖しやすくなる環境になります。ご飯は詰める前にしっかりと冷まします。
手には雑菌がたくさんついているので、おにぎりは必ずラップを使って握るようにしましょう。また、炊き込みご飯や混ぜご飯は特に傷みやすいので、お弁当が腐りやすい時期は避けましょう。
詰めるときは、水気をよく切る
水気が多いと傷みやすいので、おかずの汁気をよく切ってから詰めるようにしましょう。
お箸はこまめに替える
調理した際の菜箸は、おかずを詰める際は清潔なものに替えましょう。
お弁当抗菌シートを使う
お弁当の中身を傷みにくくしてくれる「お弁当抗菌シート」がおすすめです。ドラッグストアでも販売されていますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
梅雨時や夏場のお弁当が腐りやすい時期にお弁当作りをする場合に大切なのは、細菌を食材に付けないことです。傷みにくい新鮮な食材をしっかりと加熱して、安心安全なお弁当を持たせてあげましょうね。