辛いカレーを甘くまろやかにするおすすめ隠し味10選 食材や分量をご紹介
カレーを作ったら、使ったルーや食材の関係で思いのほか辛く仕上がってしまうことってありますよね。辛いカレーだとお子さんが食べられなくて困ってしまいます。
そんなときはこちらの方法をぜひ一度試してみてください。出来上がったカレーを甘くまろやかにする隠し味をご紹介していきます。
目次
辛いカレーを甘くする隠し味10選はこれで決まり!
大人にはちょうどいい辛さのスパイスも、子どもには少し刺激が強いこともあります。
子供も食べられるように、甘口や中辛のカレー作ったはずなのに、ちょっとスパイシーに出来上がってしまったカレーを、お子さんでも食べられるようなまろやかなカレーにしてくれる、おすすめの隠し味10選はこちらです。
牛乳
カレーの仕上げに牛乳を入れてまろやかさを出すというご家庭も多いかと思います。カレーの色が少し白っぽくなってしまうので、量は加減してくださいね。目安として、カレー8皿分に対して牛乳50cc~100ccです。ヘルシーに仕上げたい場合は豆乳でもOKです。
我が家では、コクを出すためにとろけるチーズを適量入れて煮込むのが定番です。
すりおろしりんご
皮をむいてすりおろしたリンゴを入れると辛いカレーに甘味が増します。リンゴの代わりに潰したバナナを入れても甘みやコクが増します。目安として、カレー8皿分に対してリンゴ半分程度です。
はちみつ
カレーに甘味を出す食材としてはちみつもよく聞かれると思います。はちみつを入れる場合、入れすぎてしまうと甘いのにスパイシーというおかしな味になってしまいますので、味見をしながら入れる量の調節をしてくださいね。はちみつの甘さが出てしまった場合、修正するのがとても難しいです。目安として、カレー8皿分に対してはちみつ大さじ1程度です。
ヨーグルト
カレーにヨーグルトを入れることで、酸味とコクがプラスされます。目安として、カレー8皿分に対してヨーグルト大さじ1~2程度です。入れすぎると酸味の強いカレーになってしまいますので、味を見ながら試されるといいでしょう。
すりおろしたまねぎ
すりおろした玉ねぎは火を通すことで辛み成分が飛び、甘みが引き立ちます。カレーの味を壊さずに玉ねぎの自然な甘みやコクが増すのでおすすめの隠し味です。目安として、カレー8皿分に対して玉ねぎ1/2程度です。
飴色たまねぎ
カレーの隠し味として入れることもある飴色玉ねぎですが、辛いカレーを甘くするために後から入れることでも辛みを和らげることができます。玉ねぎを炒めることで水分が蒸発してうまみが凝縮されます。目安として、カレー8皿分に対して玉ねぎ1個程度です。
飴色玉ねぎをきちんと作ろうとすると1時間程度かかることもありますが、こちらの方法で短時間で簡単に作れます。コツは「少し焦がしながら炒めておいてフライパンの底から混ぜる」ことです。
コーンポタージュの素 または クリームコーン缶
トウモロコシの自然な甘みはお子さんの好きな味ですよね。風味を壊さずにカレーの辛さを和らげてくれるので、とても食べやすくなります。市販のコーンポタージュの素を使うのが手軽でいいでしょう。味見をしながら少量ずつ(コーンポタージュの素の粉小さじ2ずつ)加えていきます。
ミキサーにかけたクリームコーン缶でもOKです。目安として、カレー8皿分に対して大さじ2杯程度です。
たまご
卵の黄身をカレーに落としてカレールーと混ぜながら食べると、まろやかになって辛みを感じにくくなります。生卵が苦手な場合は、温泉卵や目玉焼きでもOKです。
練乳
えー、練乳?ベタベタと甘くなりそうと思いがちですが、意外とこれが合って好評です。イチゴに付ける練乳が余っていたら、ぜひお試してください。目安として、カレー8皿分に対して練乳大さじ1杯程度です。
チャツネ または ジャム
フルーツなどで作るチャツネはインド料理で欠かせないソースで、カレーにコクを出したい場合に入れることがあります。以前にチャツネを入れすぎて甘すぎるカレーを作ってしまったことがありますので、入れる量にはお気を付けくださいね。目安として、カレー8皿分に対してチャツネ大さじ1杯程度です。
まとめ
いかがでしたか?
野菜や果物、乳製品の甘さを利用して、カレーの辛さを和らげる方法をご紹介しました。カレーの辛さを和らげるだけでなく自然な甘味とコクがプラスされるので、大人用のカレーの隠し味に少し入れるのもおすすめですよ。
出来上がったカレーを甘くする以外では、大人用と子ども用のカレーを別に作るのが手間だという場合にも、ぜひこちらの隠し味をお試しください。