セスキ炭酸ソーダの使い方と使えない場所や素材は?油汚れが簡単に
2016/01/06
年末のお掃除で特に憂鬱な場所は、キッチン回り、特に換気扇とレンジフードですね。今年のキッチン回りの大掃除は、数年前に有名になった「セスキ炭酸ソーダ」を使ってみませんか?
油汚れが手軽にピカピカになる、「セスキ炭酸ソーダ」での掃除についてまとめてみました。
目次
セスキ炭酸ソーダとは?
ナチュラルクリーニングの定番といえば、「重曹」と「クエン酸」です。
そして、ここ数年有名になった「セスキ炭酸ソーダ」を忘れてはいけません。重曹に比べて水に溶けやすく、アルカリ性で洗浄力はしっかりとあるのに、手荒れがしにくいのが魅力です。
安全性が高く、環境にも優しい「セスキ炭酸ソーダ」ですが、油汚れには重曹の10倍のパワーがあると言われています。
油汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の「セスキ炭酸ソーダ」で中和して落とすことが可能なのです。
テレビ番組で紹介された直後は品薄になりましたが、現在は、ドラッグストアや100円ショップでも簡単に手に入りますので、チェックしてみて下さい。
セスキ炭酸ソーダの使い方は?
セスキ炭酸ソーダが得意な汚れは3つです。
・皮脂・手垢
・タンパク質汚れ(血液など)
汚れの程度によって、セスキ炭酸ソーダの使い方が変わります。
・換気扇などの油汚れ → 「セスキ漬け」
・やかんなどの焦げ付き → 「セスキ煮」
セスキ水の作り方と使い方
・水 500ミリリットル
・セスキ炭酸ソーダ 小さじ1
・スプレー容器
スプレー容器に、水とセスキ炭酸ソーダを入れてよく混ぜます。これで1%濃度の水溶液になります。
いらない布や雑巾に吹き付けて、汚れが気になる場所を拭くだけで、ギトギトの油汚れがスッキリ。
ガスコンロや魚焼きグリルなどは、セスキ水をスプレーして数分おいてから、スポンジやいらない布でこすります。
消臭効果もあるので、嫌な臭いが中和されます。
セスキ漬けの方法
・大きめのプラスチック容器
・ゴミ袋
・ぬるま湯 適量
・セスキ炭酸ソーダ 大さじ4
プラスチック容器にゴミ袋をかぶせ、ぬるま湯とセスキ炭酸ソーダを入れてよく混ぜます。
換気扇フィルターを一時間ほど漬けるだけで、油汚れがすっきり落ちます。
※換気扇の機器がアルミ製の場合、セスキ炭酸ソーダは使用できません!
セスキ煮の方法
・大きな鍋
・水3リットル
・セスキ炭酸ソーダ 大さじ1
洗いたいものを漬けて、そのまま10分位中火で煮ると焦げが浮き上がってきます。
セスキ炭酸ソーダが使えない場所と素材は?
「セスキ炭酸ソーダ」で掃除してはいけない場所と素材ですが、以下のとおりです。
・畳 → 黄色く変色してシミになる
・木質 → シミがつき、落とせない
・カーペット → 黄色く変色してシミになる
素材がアルミかどうか迷った場合は、目立たない場所で試してから使うようにするといいでしょう。また、手荒れしやすい人は、ゴム手袋をお忘れなく。
まとめ
油汚れには、重曹より「セスキ炭酸ソーダ」のほうが効果があるんですね。
今年の大掃除には、重曹、クエン酸のほかに、「セスキ炭酸ソーダ」も加えてみてください。
するする落ちる油汚れを見て、掃除が楽しくなること間違いなしです。