お歳暮の由来や贈る正式な時期はいつ?義実家への金額の相場は?
2016/10/11
日ごろお世話になっておるご主人ののご両親へのお歳暮。義両親に、気が利く良い嫁として認識されるかどうか、腕の見せどころですね。
お歳暮を贈る時期と、義両親にお歳暮を贈る場合の金額の相場はいくらくらいなのでしょうか?
お歳暮の由来は?
お世話になった方々に感謝の気持ちを込めたり、「今後ともよろしくお願いします」という気持ちをこめて贈るのがお歳暮です。
もともとは、お正月に先祖の霊を迎えるために必要なお供え物を、分家から本家に届ける習慣がありました。
「歳暮」という言葉は、その名の通り、年の暮れ=「年末」を意味する言葉。
年末に、一年間お世話になった人への贈り物を持参する習慣が「歳暮回り」という言葉になり、やがて年末の贈り物の呼び名として「お歳暮」という言葉が定着してきたのです。
現代では、お歳暮はお世話になった親類や上司へ贈り物をする習慣へと変化してきました。
お歳暮を贈る正式な時期はいつ?
お歳暮の時期は、一般的に12月上旬〜12月20日頃です。
※贈り始めの時期は地方によって異なります。
12月20日頃までに相手の手元に届くのがベストですので、デパートなどから贈る場合は、時期に間に合うよう配送の手配が必要です。
「早期割引」などのサービスもありますので、11月中に手配を済ませておくとお得で安心です。
年末年始のあわただしい時期に贈り物をするのは相手の迷惑になることもありますし、年末に不在の場合もあるので注意しましょう。
お歳暮を贈る時期が年末を過ぎてしまいそうな場合は、熨斗の表書きを変えます。
松の内である1月7日まで(関西地方は1月15日まで)は
「御年賀」
としてお渡しします。
それ以降は、
「寒中御見舞」「寒中御伺」
(立春である2月3日頃まで)としてお渡しします。
義実家に贈るお歳暮の金額の相場はいくら?
気になる相場ですが、義両親の場合は、平均すると
5000円
程度のようです。
3000円、5000円、7000円、10000円など区切りの良い値段設定になっているので、品物を見て選ぶのがいいですね。
お中元とお歳暮の両方を贈っている場合は、一般的にお歳暮のほうが高額になる傾向があります。お互いが負担に感じない程度の金額がベストです。
まとめ
義両親へのお歳暮は、日ごろの感謝の気持ちを伝えることが大切なので、喜ばれるギフトを選ぶのが一番です。
相手の立場になって考えたお歳暮であれば、きっと義両親にも喜んでもらえますよ!